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受験のための基礎知識

受験者減少時代?の「合格法」@


21世紀初頭、約3万人だった首都圏小学校受験者数はその後5年間で4万人を大きく超える時代を迎え、一部の人の「お受験」から、「小学受験」としての市民権を得たと言われました。大学を頂点とする多くの学校法人がブームに乗り遅れまいと小学部を新設するなど、さらに「受験は小学校から」という流れが加速していきました。ところが、その後のリーマンショックや日本の慢性的経済不況の煽りを受け、一昨年までの五年間でまた5000人以上受験者を減らしました。そして、迎えた2011年、日本を襲ったのは大きな震災でした。
地震と受験、一見無関係のように思われますが、人々の心には大きな変化がもたらされました。それは「遠くの名門より近くの公立」という変化。ある意味、幸せの価値観の変化だったのです。そして、秋冬に実施された入試の応募者は首都圏計32500名と10年以上前に逆戻りする結果となりました。さらに詳しく数字を分析すると、2012年度ののべ受験者は、男子 約15,500人 女子 約17,000人、これは前年からみると男子は1,500人減、女子は1,650人減となります。ここ東京に限っても、23区で前年比10パーセント減、都下13パーセント減、そして、国立も5パーセント減となりました。ちなみに、東京の女子校だけでみると前年比14パーセント減となっています。大学・高校などの女子校離れが小学校にまでおよんでいるのかもしれません。

そして、いよいよ本題となりますが、応募者減にともない実質倍率が5倍を超える学校は少なくなりました。それに伴い、倍率10倍の学校と倍率3倍の学校では評価の方法が違うということを皆さんには知っておいてほしいと思います。倍率5倍以上の学校は、大勢の受験生から学校にふさわしい子、きらりと光る子をピックアップしていけば定員に達するため、プラス面が際立つ子が受かりやすいのです。ところが、それ以下になると光る子だけ見ていては定員にはなりません。そこでトータルで受験者の能力をはかり、減点の少ない子も合格することになります。さらに、別の見方をすれば、少ない受験生の中から本当に学校側が欲しい子を選ばなくてはならないので、ひとり一人をじっくり審査する必要が高まったともいえるわけです。また同時に、受ける数も減っているため、子どもをじっくり見る試験が可能になったともいえます。いかがですか。受験者減が合格しやすさにつながることはなかなかないようです。そんな学校が多くなってくるため、今年からの受験生は特に、苦手をつくらないことに注意を払うべきではないでしょうか。そのためにも常に到達度をチェックし、バランスのよい受験生に育てていこうではありませんか。それがなによりの今年からの『合格必勝法』といえるでしょう。

 それではご家庭では実際にどのような対策を立てていけばいいのでしょうか。
その対応については6月20日に更新します。  

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